標準要件 比較表
医科診療所向けと中小病院向けの標準仕様を並べて比較します。 要件の有無や分類(遵守・推奨・参考)の違い、さらに電子カルテとレセコン間の要求水準の差異がわかります。 各要件をクリックすると詳細な要件内容を確認できます。
凡例
遵守適合が必須
推奨適合が望ましい
参考参考情報
差異あり診療所と病院で異なる項目診療所向け
医科診療所
要件分布23件
遵守 10推奨 8参考 5
病院向け
中小病院
要件分布21件
遵守 11推奨 5参考 5
主な相違点
— 電子カルテ標準要件における診療所 vs 病院機能情報開示の義務化
病院向けでは別紙様式Aへの記入・開示が遵守要件として追加。診療所向けには該当する独立要件なし。
機能要件の構成
診療所向けでは電子処方箋追加機能(F-002)、電子カルテ情報共有(F-003)、主治医意見書(F-004)、医療DX関連(F-005)が独立した推奨要件。病院向けではF-002にまとめられ、代わりにF-003として機能情報開示が遵守要件に。
情報提供・公開の範囲
病院向けでは機能一覧の開示(別紙様式A)と非機能要件の開示(別紙C)が追加で遵守要件化。
カテゴリ別 要件比較電子カルテ標準要件
各要件をクリックすると、診療所向け・病院向けそれぞれの詳細な要件内容を比較できます
電子カルテ vs レセコン 横断比較
同じカテゴリの要件でも、電子カルテとレセコンでは要求水準が異なる場合があります。以下は主要な差異のまとめです。
| 比較項目 | 電子カルテ | レセコン | 備考 |
|---|---|---|---|
| SaaS型・マルチテナント | 遵守 遵守(必須) | 推奨 推奨 | 電子カルテはより厳格 |
| セキュリティ認証 | 遵守 ISMAP又はISMS+CS認証 | 遵守 ISMAP直接登録 | レセコンはISMAPに限定 |
| 共通算定モジュール連携 | 推奨 推奨(レセコン側で対応の場合は不要) | 遵守 遵守(必須) | レセコン側が主責任 |
| ガバメントクラウド稼働 | 明記なし(アーキテクチャ要件で間接的に要求) | 参考 参考(留意事項) | レセコンのみ独立項目あり |
| 機能情報開示(別紙様式A) | 遵守 病院のみ遵守 | -- なし | 電子カルテ(病院)のみ |
診療所・病院 共通の主要要件
共通の遵守要件(必須)
- クラウドネイティブ(パブリッククラウド環境での稼働)
- オンライン資格確認、電子処方箋、電子カルテ情報共有サービスとの接続
- 価格・セキュリティ情報・サービス仕様の公開
- データの日本国内保持、バックアップ環境整備
- 医療情報安全管理ガイドライン・非機能要求グレードへの適合
共通の推奨・参考要件
- 推奨 アクセシビリティ(ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック準拠)
- 推奨 デモ・トライアル提供、テスト環境の整備
- 推奨 介護情報基盤・医療DX関連サービスとの連携
- 参考 データ移行(ポータビリティ)— 次版以降において設定予定
- 参考 部門システム・業務効率化ツールとのAPI仕様 — 次版以降において設定予定